ラジオの新しい形、模索の歴史 AMステレオ放送・FM文字多重放送・地上デジタルラジオ

2022/07/24

ラジオ 放送・通信

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ラジオの歴史 新しい形を模索し変化続けるラジヲ

日本で初めてラジオ放送が開始されたのは1925年(大正14年)3月22日にNHKの前身である
社団法人東京放送局が逓信省から正式に免許を受けて仮放送を開始し、7月12日に愛宕山の放送局から本放送が開始された。ラジオ放送が始まってまもなく百年だがその間に様々な進化の試みが見られたが定着して利用されているものは一部である。
ラジオ


AMステレオ(中波ステレオ放送

1992年 3月15日~2022年現在 残り3局

ステレオ放送について日本の電波法では以下のように定義されている。
ステレオホニック放送(Stereo-phonic Broadcasting) 
「ステレオホニック放送」とは、中波放送、超短波放送又はテレビジョン放送であって、その聴取者に音響の立体感を与えるため、左側信号及び右側信号を一の放送局(放送をする無線局をいう。)から同時に一の周波数の電波により伝送して行うものをいう。(電波法施行規則第2条第26号)

中波放送に関する送信の標準方式第4条 
(ステレオホニック放送)
第四条  ステレオホニック放送を行う場合にあっては、前条の規定によるほか、次のとおりとする。
一  和信号及び差信号による搬送波の最大位相偏移は(±)〇・七八五ラジアンとする。
二  パイロット信号の周波数は二五Hz、パイロット信号による搬送波の最大位相偏移は(±)〇・〇五ラジアンとする。
1992年1月16日に施行

1990年代前半に、スタートしたAM中波放送のステレオ化は2022年現在、ニッポン放送、ラジオ大阪、和歌山放送の3局からの放送のみになった。市販のラジオもAMステレオに対応したものがなくなり、残り3局も送信設備の更新などによりモノラル放送に戻ることが予想される。

AMステレオ放送の開始

1992年 3月15日 9時00分TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、毎日放送、朝日放送
1992年 4月 1日 福岡県のRKB毎日放送、九州朝日放送
1992年 4月 4日 愛知県の中部日本放送(現CBCラジオ)、東海ラジオ
1992年 8月 1日 北海道放送(札幌放送局のみ)
1992年10月 1日 広島県の中国放送
1992年10月 5日 岡山県の山陽放送
1993年 3月29日 ラジオ大阪
1993年10月 1日 熊本放送
1996年 7月14日 和歌山放送
1996年10月 7日 札幌テレビ放送( STVラジオ)

AMステレオ放送の終了(AMステレオ放送の実施を終了し、従来のモノラル放送に変更)

2007年 4月 1日 九州朝日放送
2008年 9月28日 熊本放送
2010年 2月28日 毎日放送
2010年 3月14日 朝日放送
2010年 3月28日 STVラジオ
2010年 5月30日 RKB毎日放送
2011年 1月30日 TBSラジオ
2011年 3月13日 中国放送広島本局
2011年 3月20日 山陽放送高梁局
2011年 3月27日 山陽放送岡山本局
2012年 2月 5日 文化放送
2012年 5月13日 東海ラジオ
2021年 1月10日 CBCラジオ


コミュニティFM(特定市区町村放送局)

1992年12月24日~2021年現在 全国338局

コミュニティ放送は電波法施行規則や放送法に定義する超短波放送(FM放送)の周波数を利用するFM放送の一種で、コミュニティFMともいわれるFMラジオ放送である。事業者は電波法に基づく地上基幹放送局の免許が必要で、空中線電力は原則、20W以下とされる。
日本で最初のコミュニティFMは、北海道函館市の「FMいるか」で1992年12月24日 周波数80.7MHz/出力0.1Wで放送開始。


FM文字多重放送(見えるラジオ)

FM文字多重放送は電波法で下記のように定義されている。
超短波文字多重放送 (FM Character Multiple Broadcasting)
「超短波放送の電波に重畳して、文字、図形又は信号を送る放送であって、テレビジョン超短波音声放送に該当しないものをいう。」(電波法施行規則第2条第1項第28の6号)

ARIB STD-B3  FM多重放送の運用上の標準規格

標準規格概要(STD-B3)|一般社団法人 電波産業会 
https://www.arib.or.jp/kikaku/kikaku_hoso/desc/std-b3.html

FM文字多重放送(見えるラジオ)の開始

1994年10月 1日~2016年 9月30日

1994年10月 1日 エフエム東京(TOKYO FM) 「見えるラジオ」の名称で放送開始
1995年 J-WAVE 文字多重放送「アラジン」の名称で放送開始
1995年 4月  静岡エフエム放送「見えるラジオ」の名称で放送開始
1995年 3月27日 エフエム鹿児島
1995年 3月29日 エフエム宮崎
1995年 4月 1日 エフエム青森 エフエム岩手 エフエム仙台 エフエム秋田 エフエム山形 エフエム栃木 エフエム群馬 エフエムラジオ新潟 長野エフエム放送 富山エフエム放送 エフエム石川 福井エフエム放送 静岡エフエム放送 エフエム徳島 エフエム愛媛 エフエム高知 エフエム福岡 エフエム佐賀
1995年10月1日 エフエム福島
1996年     エフエム愛知 三重エフエム放送 エフエム大阪 
         広島エフエム放送 エフエム山陰
1996年 4月 1日 エフエム香川 エフエム沖縄
1996年12月 1日 エフエム滋賀
1998年11月18日 エフエム京都
1999年 4月 1日 岡山エフエム放送
2001年 4月 1日 岐阜エフエム放送

1996年3月    NHK-FM(南関東4局と大阪、京都、神戸、名古屋)8大都市圏

FM文字多重放送(見えるラジオ)の終了

2004年 4月30日 FM802の「Watch-Me」
2006年 6月30日 エフエム富士
2007年 3月31日 NHK-FM
2007年 4月30日 コミュニティFM放送、FM HANAKO、FM aiai、エフエムあまがさき2009年 9月30日 コミュニティFM放送、FMかしま
2010年 9月26日 J-WAVEは「アラジン」
2012年12月31日 FMヨコハマ
2014年 3月31日 TOKYO FM・JFN系列 「見えるラジオ」
2016年 9月30日 エフエム北海道 「見えるラジオ」

NHKのFMラジオ放送の電波を使って行う道路交通情報の文字サービス「VICS」は引き続きサービスが行われている。

地上デジタルラジオ(地上デジタル音声放送)

2003年10月10日~2011年3月31日
2016年3月1日~2020年3月31日2003年10月10日に実用化試験放送を開始して2011年7月以降の本放送開始を目指していたが、使用する周波数を変更してマルチメディア放送へ転換を行うことを理由として2011年3月31日をもって放送終了。デジタル方式の音声放送の実用化試験放送を目的としているため、映像は簡易動画という位置づけとなっていた。

地上アナログテレビジョン放送とは異なり、従来のアナログラジオ放送(中波短波によるAM放送、超短波によるFM放送)は地上デジタルラジオ本放送開始以降も継続して放送される予定だった。これは災害時の情報伝達手段として従来のアナログ方式のラジオ放送が重要視されていたためであり、デジタルラジオ放送は従来のラジオ放送の置き換えではなく4番目の新しいラジオ放送という位置づけになっていた。2003年10月10日、東京・大阪地区において、アナログテレビの7chに相当する帯域で、ISDB-Tsb(日本放送協会(NHK)が中心となって開発した地上デジタル音声放送用の規格)による実用化試験放送が開始された。2010年6月30日に大阪で、2011年3月31日に東京でそれぞれ終了。代わって地デジテレビの移行に伴い使用されなくなったアナログテレビの周波数、V-Low帯(アナログテレビ放送で使われていた1〜3チャンネルの周波数帯の一部 99MHz〜108MHz)に使用周波数を変更してISDB-Tsbによるマルチメディア放送がi-dioとして2016年3月1日より放送を開始したが、2020年3月31日に終了した。

ワイドFM(FM補完放送)

2014年12月 1日~2021年現在 全ての民間AMラジオ放送(47社)において、主たるFM補完中継局の整備が完了2014年12月 1日 北日本放送 開局
2015年10月 1日 東海ラジオ、CBCラジオ 開局
2015年12月 7日 TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送 開局
2016年 3月19日 毎日放送、朝日放送、大阪放送 開局

2020年 2月10日 高知放送 開局
2020年 2月16日 西日本放送 開局
2020年 3月16日 アール・エフ・ラジオ日本 開局

AM 放送局の放送エリアにおいて、難聴対策や災害対策のために、新たにFM 放送用として使用可能とした周波数(90.0~94.9MHz)を加えたFM 放送用の周波数(76.1~94.9MHz)によりAM 放送の放送番組を同時に放送するもの。今後、AM放送を廃止する流れ

参考:民放AMラジオ44局、28年秋までにFM転換へ: 日本経済新聞 (nikkei.com)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC161AQ0W1A610C2000000/
民放AMラジオ44局、28年秋までにFM転換へ
全国の民放AMラジオ局47局のうち北海道と秋田県の3局を除く44局は、2028年秋までにFM局への転換を目指す方針を明らかにした。

インターネットラジオ(インターネットサイマル配信 IPサイマルラジオ放送)

ラジオ放送をインターネットを通じて同時配信するIP サイマルラジオサービス
IPサイマルラジオサービスは、放送中のラジオ番組をリアルタイム及び時間差(タイムフリー 過去1週間以内無料)で、パソコンやスマートフォンを使用して聴くことができるサービス。
『らじる★らじる』https://www.nhk.or.jp/radio/
ラジオ第1(R1)・ラジオ第2(R2)・NHK-FMの放送を、ライブストリーミングで同時提供しています。
山間部など電波の入りづらい地域、夜間の外国電波混信、マンションなど鉄筋コンクリート住宅の全国的普及など、ラジオ放送が聴取しにくい状況の改善を目的として開始したサービスです。インターネット環境が整っていれば、ラジオ番組をノイズの少ない音で聴くことができます。

『radiko.jp』https://radiko.jp/

NHKが『らじる★らじる』を2011年9月1日から開始した。
ラジオ第1,ラジオ第2,FM放送を配信している。

民放ラジオ局が参加して実施しているIPサイマルラジオサービス『radiko.jp』は、高層ビルやモーターなどの雑音源による難聴対策として、在京民放ラジオ 7 局、在阪民放ラジオ 6 局の地上波ラジオ放送を CMも含め、そのまま同時に放送エリアに準じた地域に配信するサイマルサービス。

2010年3月 3月15日 関東の7局(TBS ラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオ NIKKEI 、InterFM、TOKYO FM、J-WAVE)と関西の6局(朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKA)実用化試験配信開始
2010年12月1日 関東7局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI 、InterFM、TOKYO FM、J-WAVE)と関西6局(朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKA)にて本配信を開始

2011年3月25日 中京地区(中部日本放送、東海ラジオ放送、岐阜放送、日経ラジオ社、
ZIP-FM、三重エフエム放送、エフエム愛知)北海道(北海道放送、北海道 STV ラジオ、日経ラジオ社、エフエム北海道)福岡(RKB 毎日放送、九州朝日放送、日経ラジオ社、天神エフエム、エフエム福岡)実用化試験配信開始
2011年9月1日 NHK『らじる★らじる』ラジオ第1、ラジオ第2、FM放送を配信開始
2011年10月3日 からは23都道府県
2011年 4月12日 関東地区(茨城放送、アール・エフ・ラジオ日本、エフエム栃木、ベイエフエム、エフエムナックファイブ、横浜エフエム、エフエム群馬)関西地区(ラジオ関西、京都放送、和歌山放送、ラジオNIKKEI、兵庫エフエム放送)実用化試験配信
2011年10月3日 静岡県の静岡放送と静岡エフエム,長野県の信越放送と長野エフエム,石川県の北陸放送とエフエム石川,鹿児島県の南日本放送の7局
2011年 7月 1日 エフエム滋賀、エフエム京都 実用化試験配信
2011年 7月20日 中国放送、ラジオ NIKKEI、広島エフエム 実用化試験配信
2011年 9月26日 中京地区 本配信開始
2011年10月12日 関東・関西周辺地区 本配信開始
2011年10月20日 北海道地区 本配信開始
2011年10月 3日 静岡放送、静岡エフエム放送(K-MIX)、信越放送、長野エフエム放送、
北陸放送、エフエム石川、南日本放送 実用化試験配信開始
2011年10月24日 福岡地区 本配信開始
2012年1月1日 エフエム滋賀、エフエム京都 本配信開始
2012年1月23日 中国放送、広島エフエム 本配信開始
2012年 1月30日 福井放送、 山陰放送、長崎放送、エフエム長崎、熊本放送、エフエム熊本 実用化試験配信開始
2012年 4月 2日 岩手放送、東北放送、ラジオ福島、新潟放送、エフエムラジオ新潟、
新潟県民エフエム、北日本放送、富山エフエム放送、大分放送、エフエム大分、宮崎放送  実用化試験配信開始
2012年 4月 2日 信越放送、エフエム長野、南日本放送 本配信開始
2012年 4月 2日 ラジオ NIKKEI 第 1、放送大学 全国配信開始
2012年7月 山陰放送、福井放送 本配信開始
2012年 7月27日 ラジオ NIKKEI 第 2 全国配信開始
2012年7月  エフエム長崎、RKKラジオ、エフエム熊本 本配信開始
2012年10月 新潟放送、エフエムラジオ新潟、新潟県民エフエム、北日本放送、富山エフエム放送 本配信開始
2012年10月  大分放送、エフエム大分、宮崎放送 本配信開始
2012年11月 1日 南海放送 実用化試験配信開始
2013年 1月11日 琉球放送 実用化試験配信開始
2013年 5月27日 NHK『らじる★らじる』仙台・名古屋・大阪からの配信開始
2014年 4月 1日 『radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)』サービス開始
2014年4月30日 CROSS FM 本配信開始
2014年5月9日 ふくしまFM 本配信開始
2014年10月 1日 青森放送 本配信開始
2014年12月 1日 栃木放送、山陽放送 本配信開始
2015年 4月 1日 高知放送、四国放送 本配信開始
2015年 7月30日 FM NORTH WAVE、InterFM NAGOYA 本配信開始
2015年 9月18日 山形放送 本配信開始
2015年 9月30日 エフエム岩手 本配信開始
2016年 4月1日 エフエム岐阜 本配信開始
2016年 5月 9日 FM FUJI、山口放送 本配信開始
2016年 9月29日 エフエム仙台 本配信開始
2016年 9月 1日 NHK『らじる★らじる』札幌・広島・松山・福岡からの配信を開始
2016年10月11日 『タイムフリー聴取機能』と『シェアラジオ』の実証実験開始
2017年 4月 3日 エフエム青森、エフエム愛媛、エフエム鹿児島 本配信開始
2017年10月2日 ラジオ沖縄、エフエム沖縄 本配信開始
2017年10月10日 山梨放送 本配信開始
2017年10月 2日~2018年 3月30日 国内 5 エリア(関東広域・福岡県域・宮城県域・広島県域・愛媛県域)で、NHKラジオ第1、NHK ラジオ第 2、NHK FMの実験配信
2017年11月1日 西日本放送 本配信開始
2018年2月1日 エフエム香川 本配信開始
2018年4月2日 エフエム山口 本配信開始
2018年 4月12日~2019年 3月31日 全国で、NHKラジオ第1、NHK ラジオ第 2、NHK FMの実験配信
2019年 4月 1日 「NHKラジオ第1」と「NHK-FM」正式サービスとして配信開始
2020年 3月 2日 エフエム高知 本配信開始
2020年 4月 1日 エフエム秋田、エフエム山形、エフエム山陰、エフエム宮崎 本配信開始
2020年 4月15日 エフエム佐賀 本配信開始
2020年 9月 1日 エフエム徳島 本配信開始

FM-VICS多重放送

1996年4月~2022年3月31日 旧方式 FM-VICS多重放送
2001年~ 新方式 FM-VICS多重放送
2015年~ VICS WIDE
VICS(Vehicle Information and Communication System)
日本の自動車向け情報システム。一般財団法人「VICS センター」が情報配信をしている。

VICSは、VICSセンターから主にFM多重放送として送信されている。
各都道府県にある、NHKのFMラジオ放送局から送信されている。各都道府県ごとにローカルな道路情報を配信している。
FM多重放送による渋滞情報のうち、1996年4月のVICSサービス開始時から提供されてきた旧方式と呼ばれる渋滞情報提供サービスは、2022年3月31日に終了。
旧方式はVICSサービス開始時から用いている渋滞情報の伝送方式で、新方式は小さな伝送容量でもより多くの渋滞情報を効率よく伝送する新しい伝送方式で、2001年より旧方式と併せて放送していた。また、2015年からは新方式の拡張版としてVICS WIDE方式も追加されている。

VICS WIDEの特徴

「VICS WIDE」ではFM多重放送の伝送容量を現行の最大50KBから最大100KBと約2倍に拡充。これにより、より細かなデータの提供が可能になった。

1、一般道リンク旅行時間の提供
「VICS WIDE」では、新たにリンク旅行時間を教えてくれるようになりました。「リンク旅行時間」とは聞き慣れない言葉ですが、道路の交差点間などの一定区間の通過に要する時間のことです。これまでの「FM多重放送VICS」では、高速道路のリンク旅行時間は提供していたが、一般道には非対応だった。一般道にも対応したことで、より精度の高い渋滞回避ガイドが可能になった。
 2、火山噴火情報などの緊急情報の提供
現行の「FM多重放送VICS」では、特別警報を含む気象警報を提供しており、ユーザーが手動で操作することで情報を確認できる。また、大津波情報については緊急情報として提供しており、自動的に画面上にポップアップ表示されます。「VICS WIDE」では上記だけでなく、火山噴火情報を加え、ほぼすべての特別警報をポップアップで表示する機能が追加された(データは気象庁が提供)。なお、地震情報だけは除外されています。というのも、「VICS」も「VICS WIDE」も、更新は5分に1回。速報性が求められる地震情報では適切ではないという理由で、採用されていない。
3、局地的大雨をビジュアル表示
「VICS WIDE」では、50mm/h以上の大雨が発生しているエリアの情報を、250m四方単位で提供してくれます。近年多発するゲリラ豪雨を想定したもので、ナビ画面上に赤や黄色の色で降雨エリアを表示する(データは国土交通省のデータを利用)。
4、プローブ情報を活用したより正確な交通情報の提供されている。
「VICS WIDE」では、プローブ情報を活用し、車両感知器の存在しない区間でも交通状況の把握と交通情報の提供が可能となり、精度の高いルート案内ができる。
プローブ情報とは、これはタクシー車両1万台の走行状況から最新の交通情報を収集して提供する。東京地区から始まり、関東圏へと拡大し、現在は全国で提供されている。
利用するには 「VICS WIDE」対応のカーナビを使用する必要がある。なお、現行のVICS(新方式)も引き続き提供されている。

参考:
総務省|放送政策の推進|ワイドFM (soumu.go.jp)
VICSセンターからのお知らせ | VICS


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自営無線通信のエンジニアをしていました。現在はコンピュータ系。理科っぽいものが好きなので、電子工作、BCL、アマチュア無線、RCカー、カブトムシ、金魚、熱帯魚、自作コンピュータ、カメラ、ドローンなど一通り通過しております。 現在は、飛ぶものと昔のものに興味があります。

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